ほとんど 毎日使うフライパンの話。
テフロンが痛まないように ゴムへらや木ベラなどで大事に使っていますが 1年ちょっとで大体ダメになってしまいます。
形はもちろん 深さや、重さなどの要因で その良し悪しが分かれます。
4年ほど前に やっと気に入ったものが見つかって定期的にAmazonで買っていたのですが 何故か在庫切れで いつまで待っても出て来ないから生産中止?で仕方なく諦めて その後もほぼ似たようなのを見つけて良かったのに またしても 再入荷の予定がなく手に入らないのは 何故なーぜ?
$50前後でまぁまぁの値段だけど その耐久性と使いやすさは 買いなのに 残念賞。
昨日また 新しいブランド(右)のが届いたのですが 今の所あんまり気に入ってないんです。
_________________________________________
考えすぎかもしれないけど 世の中から いいものがどんどん減って来てるように感じます。使えば使うほど その良さが分かるのが いいもの。 なんだけど 消費者としては
先ず見ちゃうのが 値段や宣伝。 ちょっと良さそうだけど もっと安いのがあればそっちでもいいかと自問自答した結果 その時だけ得した気分で安い方を買ってしまい 後になって後悔する ”安物買いの銭失い” は若い時に散々経験しました。
かといって 一番高いのは 本当に一番いいのか? 高いものは なぜ高いのかが分からないまま 値段とその価値が曖昧なまま 買ってしまう お金持ちさんもいるでしょう。
安かろう悪かろうだけど 安くていいものを見つけたい消費者と 良さそうに魅せて実は見た目だけのものを原価重視で大量に売りたいのが生産者。
Amazonの口コミレビューの★★★★さえも 裏操作で当てにならないのが現状だし
みんな騙し合いな商売体制なのが 当たり前の世の中になってしまっているような気がしてならない。 純粋に予算内でそれなりのものを買いたいだけなのに 不透明な市場が悩みの種です。
_________________________________________
更に勝手に心配しているのが 売り方だけでなく 生産側の問題。 なんかコロナ以降 人々の働き方も変わって来たように思うんです。 時代の流れもあるけど 私の身の回りの若者たちの多くは 汗水たらしながら働くのは嫌いで 仕事命で 死ぬまで働いて 車や家のローンを組んだり 結婚して家庭の為に働く事さえも望んでないようで 収入が減ってもその分お金を使うような生き方をしなければずっと楽に生活できるというコンセプトみたい。 個人的には ストレスフリーで楽しいかもしれないけど この思考が主流になると一体誰が働くの? 特に拘束時間の長い過酷な職種は 若者達に嫌われています。
レストランなどでも 人手不足でコロナ以降 早い時間に閉まるお店も目立ちます。
古い考えは 押し付けてはいけない時代ですが これまではハードワークがあったからこそ いいものが生まれて来たのではないしょうか? ブラック企業は違う意味でのハードワークになりますけど 質のいいもの 心のあるサービスを維持するには それなりの努力が必要だし その働きに 感謝して払われるお金が報酬となって健康な需要と供給の関係が成立すると信じたいです。
未来はどうなってしまうのか分かりませんが 私は小さな生産者として ”いいもの” つくりを続けていきます。 端からみたら 何年たっても 能率も悪く 儲け率も最悪なので一体何のためにやってるのか分からないでしょうけど そこにニーズがある限り誰かがやらなければならない仕事かなと。
と言うか そもそも 沢山のボードに自分が乗りたいだけなのかもしれないけどね。
Comments