
Mid Length と一言でまとめてしまいがちですが そうではない事について声を大にしたい今日この頃です。
この4年間 様々なMIDを異なるコンディションで真面目に乗り続け来ました。 長さ、アウトライン、ボトムとテール形状やフィンシステムを一通り実験して それなりの答えが出ました。
ちなみに スタンダートされている2+1のフィンシステムは 個人的にツボに入りませんでした。後付けの理由ですが 2+だと動きが硬く細かくなってしまうので MIDの長さを生かした綺麗なライン取りを邪魔するからです。
シングルが最もクセがなく乗りやすくて TWINは波が早い時やボトムがない時に最適です。
長さは、6’10~7’くらいが ここ最近人気があります。当初は7’4”~8’から始まって乗ってみたのの ドルフィンも大変で動きもデカすぎて詰らず そこから6’2”~66くらいにサイズを落とすとサイズある日はいいけど 一気にゆったり感がなくなってテイクオフの数が減ったりと言う悩みが出ます。
MIDの一番難しい所は ”一体どういう心構えで乗ればいいのか?” です。
文字通りLONGでもないSHORTでもない訳で どれくらい必死にパドルするべきなのか どれくらい過激にターンしていいのかのさじ加減。
自分にとっての未体験ゾーンなので 誰もがぶつかる課題ですが ボードのキャラを探りながら感じながら楽しんで行くと 今まで出来なかった動きやライン取りが可能になって感動するものです。
根本的には 波があってもなくても 簡単なテイクオフから 乗ってからは身軽に動いてロングにはない高い操縦性がウリです。
ショートからの人はテイクオフは楽になったけど乗ってからいつものように振り回せない分ノーズは気持ち細目がおすすめ。
ロングからの人は 親近感のある気持ち丸めのノーズでフラット気味のピークで前のめりテイクオフが良いだろうけど ロング程滑り出しは 早くないのから あまりノーズが広すぎても掘れた波では引っかかたりします。
とにかく一時的なブームでは終わりそうもない MIDレングスは何でもいい訳ではありません 用途や目的に合わせてカスタムしないとつまらない1本になってしまいます。
長すぎず 短すぎず これからもとことん拘って行きましょう。
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