今日は一日中 ロングのコンテストをライブで観てました。 WSLとJPSA。
気になる選手達のサーフィンを観るのは楽しみですが 正直な所コンテスト自体は、あまり夢中になれません。
重いシングルフィンでとにかくノーズに足が付いたの付かないのをチェックして いかにクリティカルな所を優雅に乗ったかどうかを競うのが今のロングボード事情ですが そんなの観ている方には 全然ドキドキハラハラのドラマが伝わらない。
果てしなく波がフラットな位置から滑り出して その後もボトムに降りる事なくハイラインをキープして 危なげないカットバックをしながら カカシの如く岸まで乗り繋いで終わり。
ショートだったら レイトテイクオフからチューブかと思いきやエアーだったり最後まで何が起こるか分からないほどShow感覚があるけど 今のロングは “トラディショナル”がキーワード?で過激な動きは 御法度?
大会で勝つ為に 日本一になる為にその基準を守り続けるのは 大切かも知れないけど せっかく道の無い波を思い通りに切り刻めるのがサーフィンの醍醐味なのにそれが出来ないとなると残念です。
でも ルールと基準を決めない限り甲乙も決められなくなり 大会も開催されなくなってしまう訳で 選手達をお目にかかる機会も無くなってしまう。
限られた時間内に 自然相手にしながらも対戦相手を意識して ルールを守って自分らしいライディングを2本揃えると言うのがタスクなんだけど 聞いてるだけでも大変です。
でもその選手達の難易度は観てる方には伝わらないまま 時間いっぱいになって勝敗が決まるんだけど 身内じゃない限りあんまり盛り上がらないのが本音です。
波の凄さかサーファーの凄さが観て直ぐに分かるようならいいのですが 特にロングはっきりしない世界なので 今後も競技としては 難航するでしょうね。
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