Mitsu Surfboard Design

2019年02月24日(日)

毎日手仕事 [Blog]

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今日は 土曜日。 週末はノースの仕事場に行かない私です。

朝から子供を週一の日本語学校に送った後 何をしようかと 一瞬迷った挙句 雨風もなかったので 先日錆対策をした愛車のペイントをしてみました。

サクサクっと 適当に初めて およそ30分後完成。

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パテ埋めした 部分を含めて黒で塗りました。

完璧ではないですけど これでもう充分。 誰も虫眼鏡で見ないですからね。

その後は 教会に行っていつものソウルメンバー達とお話をして お腹ペコペコのまま帰宅したけど  夕方は息子と散髪の約束あり。 

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そのまま 朝から 盛りだくさんの内容をこなして 夜は家族で 外食と思いきや 行く店も決まらず 子供たちも テンション低めで行く気なし?

で、結局 またキッチンドランカーPAPAの出番。 本当は並ぶの覚悟でハワイでNO1のとんかつ屋さんに行きたかった想いが 募り冷凍庫から なけなしの硬い豚肉を出して 串カツに挑戦。 だけどもうこの段階で 夜の9時を過ぎてる。

居酒屋でよく作っていた 串カツの仕込みを忘れてしまいもう完全に適当な 串刺しの姿。

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冷凍の肉を程よく解凍して串も捜して粉降って卵にくぐらせてパン粉にまぶして 揚げて 洗い物もして、、、、。

お店で食べれば 肉が小さいだの 高いだの文句ばかり言ってしまうものだけど 自分でやってみれば 全ての材料を前もって買って用意してから仕込んで 片付けもする訳で お金も時間も多大にかかるもんですよ。

何でも 本当に自分でやってみればよく分かります。
 

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それでも あえてよく分からない事でもついつい自ら我流で始めてしまう私です。 

毎日が失敗の連続でもありますが それがスリリングで 次回こそは 絶対にうまくやろうと 心の中でつぶやいてしまいます。

あーでも明日は 波乗りしたいな〜。 波乗りも 波から降りる度に 次回は こうやってああやってみようと 実験魂に火が点きます。

下手の横好きなんでしょうかね? でもそれが楽しいから続けられる訳だから イイんですけどね。

だって成功した時の感動は それまでの苦労を忘れさせてくれるから。

Posted at 17時32分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )

2019年02月23日(土)

サーフボードマニア向けのややこしお話 Rocker編 [Blog]

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おっとっと。 気が付いたら 金曜日になってました。

ハワイは今週から 急に天気が良くなってきて毎日穏やか 春の訪れなんでしょうか?

言い訳にはなりませんが ついつい夜ビールが進んでしまって ブログにまた 穴が開いてしまいましたね。

でも連日朝起きてから 夜シャワーとビールを浴びるまでは頭の中は サーフボードでいっぱいです。

そんな訳で今日は この前の続きで ロッカーについて語ってみます。


一般によく聞く話で サーフボードで最も大切なのは ロッカーだと言われていますが これが本当に複雑なんです。

ボトムロッカーとはそのボードの接水面のカーブ(反り)ですがそれに沿ってノーズから入って来た水流をテールまで流すのですが 大きく分けると2つのカーブが存在します。


通常はボードの真ん中ストリンガーの上を走るカーブを計って数字を出してそれをつなげていく訳ですが この他に ボードのアウトラインに沿ったカーブが存在して ボードを傾けた瞬間からそのカーブが接水点になってきます。

もし仮にボードが完全なるflatボトムだったらストリンガーとレールラインのロッカーは全く同じになりますが コンケイプやVEEボトムが入った瞬間から 違ったカーブになります。

通常コンケイプのボードはストリンガーラインが彫り込んである訳ですからストレートになってきます なのでこのボードあんまりロッカーないね? と思いきや レールだけのラインを見ると きつめのカーブがあるものです。

直線的に水流を整えて抵抗を抑えて最大限に加速させて そのスピ―ドが出たら ボードを傾けてターンした時にレールのカーブに沿ってボードをが弧を描き始める。

コンケイプを活かすのは ボードを垂直に押さえつける気持ちでこまめに踏み込んでいくと空気と水流の反発から 更なる加速が生まれて来るので 比較的短くて軽いボードの方が理にかなっているでしょう。


VEEボトムは その逆でストリンガーの方がレールよりも高い位置にあります。 その為ノーズから入って来た水流は常に左右に分けられてしまうので スピードも付けにくくて遅く感じるかもしれません。 

”じゃ〜なんでVEEにするの?” 

それはコントロール性があるからです。 自分でスピードつけて行くと言うよりも コントロールしながら波からパワーをもらう感じです。 その為 分厚いレトロ気味なデザインや長めのファンボードやロングボードで その体積から生まれる推進力とスピードを維持しながら 左右に傾けてコントロールしながら波と一緒に走って行きます。


また シングルからVEEなどコンケープを前足の下に入れてスピードと安定を出して テールではVEEでコントロールと言う組合せもあり 私のAKULEやFISHはこのタイプです。

今ではあまりないですけど 完全なるFLATボトムと言うのも存在していて コントロール性とスピードのコラボレーションになりますけど シンプルなゆえに一番難易度の高いシェープかもしれません。

コンケイプもVEEも強くすればするほど特性が出る反面 副作用も拡大されます。 

サーフボードは いつも反比例な関係で 軽くて強いとか 速くて動く、 パドルが楽だけど 乗ると沈めやすいなどなど 全てにおいてバランスが問われて その乗り手の求めているものと 自然の法則とのやり取りが 終わりのない世界かもしれません。

こんなところで ロッカーの話は とりあえず終わけりますけどね〜。

MAHALO 

Posted at 04時31分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )

2019年02月13日(水)

サーフボードマニアの為のめんどくさい話 Out line 編 [Blog]

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さて 一部の人達に昨日の記事が 好評だったので引き続き今日もサーフボードについて語りたいと思います。

そして 今日の課題はアウトライン。

ブランクとなる素材が決まったら 次は長さを含めてアウトラインを決ます。

ここ数日 常連さんを含めて新規のお客さんからNEW BOARDの依頼が来ていますが 私の第一声は ズバリ ”今回は どんなアウトラインを考えていますか?” と切り出します。

特に ノーズの形。 どの程度尖ったものを求めているのかを知りたいんです。

ちなみに近年 尖り気味のボードは中古でも売れない傾向にありますが何故なのかを 辿っていくと混雑やパワーのない波に出くわすことが多いため 誰よりも早くテイクオフしたい願望から 丸いノーズの癒し系を求めているからでしょう。

実際に ノーズを広くすることで表面積も増えるため パドリング時から前のめりにポジションを取ってもノーズが沈みにくいため 重心を前にしながら漕げば波がホレあがる前に刺さらないまま 滑り出します。

だったらなぜ 尖らす必要があるの?と聞きたくなりますが乗る波の種類によっては 広いノーズが邪魔になる事もあります。

というのも滑り出した後に ボードは、TOPからBOTTOMに向けて水をかき分けて落ちて行く訳ですが早い波の場合は直進ではなく斜めに角度を付けないと メイク出来ません。

その時にアウトラインが問われることになります。
水流は無視することができないので テイクオフの後 同じ体重配分でターンの体制を作っても 丸いノーズは弾かれながらより下の方に向い 尖っているノーズは 水の抵抗がない分波側に体重を乗せれば 波のハイラインをKEEPすることが簡単に出来るんです。

要するに どれだけ際どい所を攻めたいのか 又は誰よりもゆるい斜面を楽しみたいのかで ノーズからのアウトラインが決まります。

テイクオフからして乗るまでと乗った後の矛盾な関係が なんともややこしいいです。

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さて 次はテールデザイン。

テイクオフが終わり ノーズのアウトラインによって ボトムに下りて行く道が決まったら 今度はターンする訳ですが 基本的にボードを傾けた時 片側だけが水中に入る事になります。 その時に 水流がテールの形に沿って変わってきます。

広くすればするだけ 抵抗もかかるので重く感じますが それだけ波からのパワーをもらいやすくなり スピードが付くのが想像できると思います。 

細くすれば逆でテールは沈めやすくコントロール性に長けているので パワーのある波では面積を減らします。

写真のラウンドテールは、 見た目同様にボトムでもトップでもターンは滑らかで糸を引くようなマニューバーでいい波の時は波と一体化するのに最適。

真ん中の DHM2 ダブルウイングムーンテールは 実は見た目だけでなく その意味もあります。 ウイングを入れる事によってテール幅を急激に細めて コントロール性を出すことの他に このウイングの角がで爪のごとく水面をひっかけてターンのきっかけを作ります。 特にQUADで乗るデザインなので この引っかかりがないと曲がりたいときに曲がれないボードになってしまいます。

最後はおなじみの TWIN FISHですが 最後まで幅広のテールで特大に深いスワローが定番です。
ツインとして乗るのでバックフィンがない訳ですが このボードを大きく傾けた時 最後まで水に触れているのは尖ったスワローの角の部分で フィンがなくてもスピンアウトしないでボードでひっかけて コントロールする訳です。

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とまぁ 今日はこの辺でいいですかね?
言いたいことは アウトラインは飾りではない。
正解はありませんが 自分が波のどの位置で何をしたいのか? もしくは何を優先したいのかで 決まってきます。

今度 PRO達のビデオを見る事があったら どんなボードでどんな動きをしているのか照らし合わせてみて下さい。
彼らは 何でも乗れますが そのボードの特色を生かしたのりかたをしていると思いますよ。

ではでは、 また〜。

MAHALO

Posted at 17時13分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )

2019年02月12日(火)

サーフボードマニア向けの込み入ったお話 blank編 [Blog]

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今日は 真面目にサーフボードについて語ろうかと思っています。


どんな世界でもそうだろうけど 一般の人にPROがやってることを説明する時 何をどこからどうやって どこまで話していいのかが 分からないものです。

でも どうせ分からないだろうからと 曖昧な対応をしているとお客さんからの 疑問が蓄積して ”どうして???”と納得できないまま 信頼関係が築けない事もあるもんです。

焼肉屋もお寿司屋さんも サーフボードもまずはネタとなる媒体が最も大きな要因となりますので 今日はまずその素材となるブランクについて 語ってみましょう。

日本で高卒、ハワイで短大中退と学のない私ですが サーフィン大学となる終わりのない 工場に通って20年にもなるので それなりの知識はあります。

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上の画像は USBLANKSのWEBサイトから借りたものですが カラーはフォーム自体の密度(DENSITY)の違いを表しています。
ブルーを基準として 赤はマイナス6〜7% オレンジはマイナス12〜13%と軽くなりますが その分柔らかく重さも減ります。 逆にグリーンは9〜10%UPになり 更に茶色は30〜32%ほど重く硬くなります。 黒はほとんど使いませんが205%も重くなると言われています。

作ろうとしているボードによって その軽さの調節をするわけですが 基本的には短くて薄い板は その機敏性が問われるので 最も軽く そしてLOGなど重力を生かしてのるボードは重さを出す訳ですが ストリンガーの木の種類や重さしなりでもまたキャラが変わってくる事も事実です。

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この写真は EPSの表面の画像ですが US BLANKSだけでもS まず2種類のEPSがあり 左がSUPER FUSED と BLOCK CUT。
どちらも EPSで 1,1.5,2パウンドまで密度が違うものがあり 硬さと重さもそれぞれ違うので EPSと一言で言っても 様々です。  全国共通ではないので 他の会社の1.5パウンドはまた 違った硬さと重さになります。

なので 作ろうとしているボードの厚さと巻き方を最初から考慮して ブランクスを選ばないといけません。

私がここ最近使っているのは カスタム作ってもらうのですが
1.5パウンドの軽い方のBLOCK CUTで それに6MMのPLY WOODのダブルストリンガーを入れて強度と軽さを出しています。

巻きの方は 標準で6オンスをボトムからワイドラップで デッキは4と6のS-クロスをデッキに使っています。

ボードが薄かったり いつも折ってしまいがちな人には ボトムを4+4Sもしくは 4+6Sに2層でボトムを巻いて デッキも同じくSをクロスを1枚と4か6オンス使って2枚巻きにしています。

強くすれば するほど硬く重くなるのですが ボードが薄くて 場合などは 重すぎてパフォーマンスに影響が出る事があれば 強度は無視して 軽めに仕上げるしかないです。

このように 強度と重さは基本的に反比例です。 今では軽量で強度のある ボードも巷で出てきているようですが それが最もマジックかと言ったらそうでもありません。

その体格にあった適度な重さも必要なので そのバランスを計算するのが私の仕事でもあります。

今日は この辺で〜。

Posted at 16時04分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )

2019年02月11日(月)

修理中 [Blog]

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本日は 日曜日なんですが 朝から記録的な嵐が北からやって来て 飛んでもない突風に襲われて 島中 半分パニック?

海岸沿いでは 浸水が危ぶまれて 陸では大木がなぎ倒されて 救急車、パトカーと消防車が 鳴り響きっぱなしでした。  長時間の停電もいたるところ 発生してどうなる事やらでしたが 今は落ち着きつつあります。

天災は忘れた頃にやってくる。。。 運転していても 箱形の車なので 転がるんじゃないかと 心配したほど緊張しましたよ。

そんな中 朝から腰のマッサージに行ってきました。 ぎっくり腰からすでに 1週間ですが まだまだ力が入らなかったのですが サーファー仲間にじっくりと揉んでもらって 復活の兆しです。

腰痛も忘れた頃に やってくる?  重いテーブルを一人で持ち上げようとした時に痛みが走ったわけですが もう少し考えればこんな事にはならなかったのになー。

勢いだけではどうにもならない お年頃ですから 今後とも気を付けないとです。

写真は 久々にクリスタルちゃんがやってくれましたので 只今修理中。 幸いにもロッカーが狂ってないので 子の修理が終わればまだまだ 使えそうです。

これは EPSではないのですが 最近この手の修理はエポキシ樹脂で直しています。

エポキシ樹脂はフォームやストリンガーとの接着力が高く 割れにくく柔軟性もあるので 今後もしなった時に衝撃を吸収してくれそうだからです。


修理は 本当にめんどくさいですけど ボードの命を救うと思えば 医者になった気持ちで 大手術もやり甲斐のある作業です。

ではでは また です。

ALOOOHA

Posted at 17時59分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )

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