Mitsu Surfboard Design

2021年04月21日(水)

BIGGER WAVE [Blog]

日本は、この時期からいきなり 巨大な台風が接近中みたいですが 大きな被害が出ない事を今から祈るばかりです。

オリンピックもコロナも依然として 方向性が見えませんが 台風も同じく どっちにどう動くのかは 終わってみないと誰も分からない訳で ただひたすら過去のデータと勝手に作り上げられたシミュレーションで 分からない事を分からない人が騒ぎ立てて 煽られての繰り返しなので 自分が知っている事だけを話したいと思います。

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今日の課題は BIG WAVE。 と言っても ハワイアンサイズの15〜20FT(トリプルオーバー)についてではなく 8〜12FEET(ダブルオーバー)までのお話です。 

写真で見ると 全てが止まっているので思いっきりパドルしたらこれくらい乗れそうかな〜なんて勝手な妄想してしまうのがSURFERの性ですが 実際は、サイズ云々の前にとにかく速いのが特徴です。

極端な話 50メートルくらい離れた所で割れた波が一瞬にして自分がいる所も掘れ上がるくらい。
サイズが大きくなればその分2倍も3倍も破壊的なパワーを秘めた水の固まりが波と言う形で炸裂します。

その動きは、生き物の如く柔らかく今にも割れそうながら 割れないのも あればいきなり怒鳴るかのように はるか沖で割れたりもする。

日本における一般のSURFERの場合 仮に毎週海に通っていたとしても 頭半以上(4〜6FT)の波に出くわす事は、2ヵ月に一回あるかないか? ただデカくて雨暴風交じりのジャンクなコンディションでは、どうにもならないから 半年に一回くらいクリーンなサイズのある波に出くわす感じですかね?

実はハワイも何だかんだ言って 整ったままサイズのある日は、そんなにないもんです。 サイズがある日は、ほんの少しの風でも 難易度がUPします。 面ツル無風でも大変なのにその中で風にあおられてコブを見分けるなんてもう 仙人レベルです。

さて 本題はデカ波をどうやって乗るのか?ですが ズバリ言うとドピークから乗る以外ないんです。

ほとんどの人が 海に入ったものの 怖がってインサイドで小さめのを肩から乗ろうとするのですが 大間違いです。

インサイドに行けば行くほど浅くなる訳ですから セットが入ってきたらもう大変 一発目で板捨てて そのままもっとインサイドに持っていかれて体力消耗+恐怖感が倍増で心臓バクバク。

何故 ドピークのアウトサイドかと言うと沖はまだ深いので
いきなり底掘れするような波が少ないのと 波は崩れる直前までは比較的ゆっくりおっとりしているのです。
一番ヤバイ所が実は一番簡単な所。
その見極めは、とにかく経験して 達人たちのテイクオフと波の位置を脳裏に焼き付けるしかないんですけど 他人の見ちゃうと ”やばっ〜 あんなの絶対無理!”ってなってしまいがち。

でも 肩から乗ろうなんて思う人 難易度さらに高いですから 痛い思いします。

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とにかくすべては スピード。 考える時間もないくらい 全てが一瞬の判断で 天国か地獄の明暗に分かれる。
波が来て コレだ!と思ったら ボードの角度を決めて 鬼パドルでも背後で起こっている波の状況を想像しながら自分の状況を客観的に。

ややこしいかもしれないけど 今まで沖からうまく乗っていた人達のライデイングを 頭の中で再現しながらも 今自分がその位置にいる。 見て来た成功例を回想しながら そこに自分を置き換えるような気持ちで 乗ってる自分と崩れている波を同時に考えられるようになれば こっちのものです。

一朝一夕では 成し遂げられませんが とにかく経験値を増やして 波がスローモーションに見えてくるまで観察が必要です。

それとは別に 基礎体力ももちろん必要。 私も日々いつか来る大波を意識して 健康には気を付けているつもりです。

1本のデカ波をメイクすると 小波100本にも勝る満足感があるからやめられませんが 自然は本当に厳しいとしか言いようがありません。

ただ手で漕いだパドリングから 大波のパワーとスピードに調和する 一瞬のスリルは もうサーファーにしか分かりませんが 自分の限界を知って控えめにだけど大胆にアプローチ。 このバランスも本当に 難しいけど楽しいもんです。

ALOOOHA

Posted at 04時33分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )

2021年04月11日(日)

Shaperとしての話 Surferとしての話 [Blog]

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前回のボリュームの話に続き 今回も少しもしくはかなり真面目なサーフィンの話をします。

毎日たくさんのSURFERとNEW BOARDについての相談を頂いて現状を把握してから 今後どんなボードにするかを決める訳ですが 長さからサイズの話から始まり EPSなのかPUなのか
ノーズは広くそれとも細く 重く軽くなどなど もうすべてがカスタムなので多種多様で複雑なやり取りな訳です。

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ノーズをもっと広く! と言われれば 私から ノーズライドはノーズの浮力で立てる訳じゃないよ。 

もっと 分厚く軽く!と言われれば そんな事したら レールも入らないし下に降りて行かないよ。とか

ロッカー強めで コンケープ深めで などなど皆さん色々といじりたいけど 作り手の私が納得いかないと なんとなく却下される。

これはある意味 SURF SHOPでも同じことが言えますが オーナーはやっぱり自分が好きなボードにみんなも乗ってもらいたい現象?

実は、好きって言う感情だけじゃなくて 自分が築き上げてきた経験やデータなどを提供してシェアしてもらいたい気持ちでいっぱいなのかもしれない。


でも それは自分にしかないサーフィンに対する考えであり乗り方である訳で それを総称して STYLEと言う一語にまとめられます。

今になって気が付いた事じゃないけど 提案する自分はSHAPERの立場だけど 提案される方はSURFERな訳で 他人に自分の価値観を押し付けていいのもなのか?

MITSUさんに全て任せます。 っていうのは嬉しいけど その反面 みんなもみんなで自分独自のSTYLEを見つけるべきだと思うんです。

誰が何と言っても どんな日でも SHORTだ! LONGだ! MIDだ! シングル、ツイン、QUAD、 もしくは マルチで何でも乗るのも 一つのSTYLE。

サーフボードは、いつも矛盾な方程式があってあっちをいじればこっちも変わり いじり過ぎれば 副作用が出て あんまり普通だとこれまたつまらなかったり?

例えば短くて細くて薄いボードはどんなセクションでも機敏に動くし思ったところで板に意志を伝える事が容易になるけど その反面パドリングからして安定がなくそれなりの波がないと立てないし乗ってからも惰力感がないので常にパワーポケットをキープするか自分の瞬発力で板を走らせていくのが基本。

そんなの無理っていう人は、ボードをどんどん大きくして勝手に板が浮いて走るボードを求めて来るけど それは波を無視したデザインになってくるから 乗り手の意志が伝わりにくいので それ以上のレベルアップは期待できない 甘えん坊さんの出来上がり。

しっかり女房にダメ旦那と言った感じでしょうかね。
ダメな時は ダメって言ってくれる板が 本当は厳しいようで後でためになる存在なんです。

思ったように乗れない時は 海にも板にも叱られていると思っていいでしょう。 どこか間違えてるから乗れなかっただけの事。 そこから学ばないと いい波が来ても 乗れないし、楽しめないと思うんです。

必要以上にスパルタに強制したくはないのですが 相手は波なんです。 いい波になればなるほど ボードも身体能力も問われてきますから 甘えるサーフィンだけじゃなくて時には厳しいサーフィンも必要だと思うんです。

コンテストがどうとか 技がどうじゃなくて 初心者でも 1人のサーファーとして1本の波を沖から岸まで乗りきる事を目標に 明日につながる サーフィンをしてもらいたい。
そんな願いが私には あります。

折角長くサーファーやってるんだから いい波が来た時はいい波に乗れるサファーになりましょう。

私自身も 言うほど努力はしていませんが、意識だけは保っています。 体力は、50過ぎているので落ちる一方ですが それでも出来る範囲で週末どんな波でもサーフィンして心地よい筋肉痛を体感してしています。

上手く乗れれば楽しいし、判断ミスでの反省も”次こそきっと”な気持ちになれるのが サーフィンの楽しさ。

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と言う訳で 自分と今後のサーフィンについて皆さんもゆっくり考えてみて下さい。
その上で 新しいボードデザインしましょう!

MAHALO
MITSU

Posted at 09時59分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )

2021年04月09日(金)

ボリューム Litterについて [Blog]

画像(314x420)・拡大画像(479x640)

ALOHA〜今日は ちょっとだけ 真面目なサーフボードの話ですよ。       珍しく素面な夜です。(笑

以前にも何回か触れたのですが板のボリュームをLITTER数で表示する事について語ります。

先日も OMIKUで海に入っていたら ローカルの人に その板は 何リッター?って聞かれました。

彼は、普段は短めの板しか乗っていないのですが わたしのOMILUをオーダーしようか悩んでいる所だったのですが 私はあえて その場では 分からないと答えたんです。

と言うのも リッターを目安にしている人は、今の自分の板が基準の数字と言う事で それに合わせようとする傾向にあります。

この数字はあくまでも ほぼ同じサイズのボードの時に比べるには 有効であっても 一度長さが違うタイプのボードになってしまったらもう 使えません。

と言うのも今コンピューターシェイプで比較してみたら 同じ幅と厚さで1”だけ板を長くしたら 既に)0,5L変わりました。(元となるボードのサイズにもよりますけどね)

今度は0.5インチだけボードを細くしたら 同じ長さでも1L減りました。

更には、ダブルコンケープを深くするだけでも 同じ板で0.8Lも軽く変わってきます。

ですから いつも6’くらいのショートの人がOMILUで 6’6”にした瞬間にリッター数は、一気に大きくなるのでもう 数字は使えません。

66のオミルだったらそれなりの幅と厚さのバランスもあるので 極端に薄く細くする事もするべきではありません。

もっと細かいこと言うと 同じ体積でも ボード自体の重さでボードの浮き方も変わってきますし、 コンケープが深ければ体積は減りますが 板が走り出したら 今度はコンケープが浮力に変わります。

同じメーカーで 似たようなボードサイズに乗り換える時だけは、一つの目安として 助かるのが リッター表示です。

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もう一つボリュームに関係する話ですが ボードのサイズを決めるのは モデルを決めるよりも重要な事。

”それ 何モデル〜?”なんてみんないつも話してるけど それよりも乗り味を変えるのが 板のサイズ。

私自身過去に DHMモデルにハマり 8’から5’10”くらいまで 8本くらい DHMと言う名で乗り比べました。
最近では、去年から OMILU サイズを変えて4本目です。

コンピューターでデジタルによるリサイズをして作るのですが ミッドサイズのボードとは言え 2”短くするとかなりその違いが 体感できます。

基本的に 小さくすればするほど 操縦性がUPして自分の意志が機敏に伝わり始まます。 と同時に波からの力をもらい難くなるので テイクオフからして自らのポジションをより
パワーのある所に運ばないと 乗れません。

大きめのボードに乗れば 誰でも自信がついて ”俺って余裕じゃん?” と思い始めて 一気に板を小さくしたくなるのが 一般サーファーの性。 

失って初めて気が付くのは 浮力。 でも波のいい日に浮き過ぎてレールが入らず 切り刻めないのもやっぱり不満。

どうすれば? と私に聞かれても 私自身 いつも悩んでいます。  ただ一つ言えるのは 波の状況と自分が乗ろうとしている板との相性を考えて上げる事が大切です。

その前に 乗り手自身が 長いのも 短いのもそれなりに乗れないとそんな事言ってられないですけど 自分は一体 どんな波にどんな風に乗りたいんだろう? 

理想と現実もあるけど ボードが乗り手を新しいラインで導いてくれる時もあるもんです。

長くなってしまいましたが とにかく実験あるのみ 迷ってたら夏が終わってしまうので カスタムオーダーお早めに!

現在納期は、2ヵ月++と言った感じです。

MAHALO〜
 
 

Posted at 18時31分   パーマリンク   トラックバック ( 0 )

2021年04月05日(月)

価値 −VALUE− [Blog]

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物の価値って 一体何なのか 先日 ふと 脳裏をよぎったので それについて語ってみましょう。 

写真は、今まで何度かBLOGに登場した 私の骨董品の目覚まし時計で 先日電池が死んだので 取り換えた所です。

40年以上 チクタクチクタクのお付き合いです。 もうアラームなりませんけどね。

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最近思うんですけど高速道路を走っていて 妙に新車が多くポルシェやテスラなどの1000万円近い車が増加傾向にあると感じています。  

コロナ騒動でお金が転がり込んで来た人達なんでしょうか それとも大きな値引き? 

そんな中 私の車は、35歳を迎えるので 人間で言えば70歳くらいですから 見てくれ的にも現代とギャップが激しいのですが 彼らのような高級車軍団のような走りにメリハリがないので 煽られたり、急な横入りされがちです。

どれだけ高価なお車なのは分かったけど だからと言って同じ道路で 上下関係はないよね?  あのいかにも勝ち誇った運転されると 不愉快でございます。

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車だけじゃなく 人間は生きていれば みんな独自の人生劇場と共にストーリーがあるもんだからその人が 毎日どれくらいのお金を動かしていて どれくらいの資産があるなんて 他人にしてみればどうでもいい事。 

50円の時計だって 500万円の時計だって同じ時間を現わして仕事してるんだからね。

それよりも自分の家族や友達、ペットや持ち物などなど自分にしか 分からない唯一の価値感がいつだって存在する。 そしてそれはお金なんかじゃ換算できない。

投資が出来るお金持ちさんが 欲しくもないモノとりあえず買って 少しでも儲けが出そうならまたすぐにでも 売り渡す。 

そしてそれを買った人間も また転がしてさらに高く売ろうとする。 ”これを持ってれば 儲かるよ” みたいな商法って 最初からもう モノと言う形を借りたお金で みんな騙し合いな関係。 そんなに儲かるもんだったら 一生持ってればいいのにね?

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私は、転売業ではなく 1本1本サーフボードを アナログで作っている 人間なので どうしてもこんな考え方になっなってしまいます。

自分がやっている事は、一体どのくらいの価値があるのか どのくらいお金をもらうべきなのか 毎日考えます。

高いお金を掛けて ブランドのイメージ戦略を計るよりも 実用的でかつ 機能的なサーフボードを良心的な値段で沢山の人達に サーフィンの本当の楽しさを分かってもらいたいと願っております。

その反面、海にはコスコのソフトボード軍団がウジャウジャで安ければ何でもいいとばかりに 長くは使えないし、機能もしない 格安ボードが大人気なのも 悲しい。 聞いた話では永遠に新品と交換してくれるそうです。
初心者だからこそ 正しい道具でサーフィンしてもらいもんです。

まぁ〜とにかく私は 手足が動く限り 一生サーフボードを作り続けます。 

死ぬまでに何本の ボードをこの世に残せるのか?と同時に何人のサーファーが海で楽しめるのか? が私の挑戦であり 自分の使命。
 
とにかく皆さんもっと 純粋に真面目にサーフィンしましょうと言う 私から メッセージです。

You are what you ride.
You are what you eat.

何を食べて 何を乗るか? あなた次第です。

ALOOOHA




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2021年04月04日(日)

Mitsu design at night [Blog]

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