2022年11月01日(火)
Omilu 3.2 ( Hi-tide model) [Blog]
はてさて オミル3の研究結果が まとまりつつあるのでこれまでの流れとそのBEHIND STORYを発表したいと思います。
先月から 乗り始めたOMILU3.1の原型は写真左の64-21-2.63 (39.2L)
運よく波のいい日が続いたので短期間で マンライを何本か体験したんだけど 想像していたよりも テイクオフに余裕がないのがどうしても納得いかず すぐさま OMILU3.2を作ったしだいです。
変更内容は ノーズを恥じらう事なくもっと広くして その分エントリーロッカーのカーブも強めにして前のめりテイクオフでも刺さりにくいような設定。
ロッカー上げた分 ノーズ先端から細めのコンケイプを搭載して水流を直線的にして乗る瞬間の安定をイメージ。
ボードのサイズも思い切って 68−21.25−2.7
(43.5L)にUP。 その結果 テイクオフは◎で 求めていた滑り出しが実現しました。
元々この OMILU3は、鬼速のテイクオフが一番の売りなので ビックリするくらい早くないとダメなんです。
と言うのも 私は、大体いつも誰よりも沖で波待ちしてます。 何故なら 単純にその日の一番形が良くて一番デカいのに乗りたいから。 と同時に 折角沖から割れてるんだから一番いい所から乗らないともったいないし 波に失礼と考えています。
揚げたての天ぷら。焼きたての焼き鳥、握りたての寿司と同様に一番いい状態を楽しみたい。 賞味期限をわざわざ待ってから お菓子を食べる方もいるようですが その日に突然悪くなるのではなく 作った瞬間から酸化が始まる訳ですから 熟成効果がないものなら出来るだけ早く食べた方がいいですよね?
なので 私は一度でも自分の位置より沖で割れる波を見てしまったら もう2度と同じようなセットを逃したくないと人一倍おもうんです。 だけと 沖に行けば行くほど波は割れ難くなりますから 最初の滑り出しは パドル力はもちろん絶妙な位置とタイミングを強いられてきます。
その時に そのチャンスを最大限に活かしてくれるのがこのOMILU3(Hi-tide)モデルと言う訳です。
だったら最初から LONGやればいいかもしれませんが 乗ってからの事や 周りのショートボーダー達を考えると ただ沖からLONGで波を取るのは 好ましくありません。
自分のエゴですが いかに楽にいい波捕まえて 思い通りのラインを描けるのかが 課題なんです。
最初の1本目では TWINにもなるようにして 両刀使いを試みたのですが このアウトラインでは TWINでテールを踏み込むにも面積が狭くてドライブ感がなかったです。 あとTWIN独特の速いリズムでボードを振って行きたい時ノーズの幅や重さが邪魔になって その気になれませんでした。
なので 今回の2本目は シングルのみです。 元々ミッドレングスのボードなので あまり激しくなり過ぎないように乗りたい願望もあります。 沖から乗れば みんなが見ているので見苦しいサーフィンしないように 綺麗に優雅にスピード重視しながらも 良いセクションがあれば 大きなターンをしっかり入れて〜。。。
沖からのセットは、クローズアウトか完璧なAフレイムがほとんどです。 クローズだと分かれば乗らないし 完璧だったらそのピークから波と一緒にシンクロするだけなので 必然的に綺麗なサーフィンになるはずなんです。
ステップレールで 浮力はあるけどレールはテーパーなダウンレールです。 テールはかなり薄目で細いので 加速した後なら切り刻むような鋭いターンも出来たりします。
明日から 波が良さそうなので 頭にGOPROつけて また自作自演してきますので お楽しみに!
MAHALO
MITSU
Posted at 18時42分 トラックバック ( 0 )
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