2022年10月22日(土)
Twin or Single [Blog]
夏も終わりだ〜とか言ってたら もう10月も後半戦スタート?
本当に2022年も もうすぐ 終わりなのか?
いい歳こいて 下手の横ノリ好き波乗りオヤジは、なんだかんだ言って サーフィンばっかりしてますけど 今年は特にシングルとツインにどっぷりとハマってます。
どっちがどうって 今までに何度か語ってきましたが もう一度おさらいしてみましょう。
一言で言うと もう”真逆”と言っていいほどの違いがあります。 それはもう 独身と既婚の違い?くらい勝手が違うんです。
SINGLEは、真ん中で後ろ気味に対して TWINは、真ん中なしで横2枚で前気味。
波に乗ってターンすると言う事は ボードを傾ける事から始まりますが その時にきっかけを作って抵抗を生むのがFINになります。
SINGLEは、後ろで真ん中なので 基本的にどっちにどう曲がっても常に水中に入っているので 引きずり感があってその分遅く感じる事になりますが テールがすっぽ抜けたり 蹴り込んでスライドしたりしません。
一方 TWINでは、ボードを傾けた時シングルより小さいサイドフィンだけが水面を引っ掻く事になりますので 急激に板を蹴り込んだり寝かしたりすると 噛み付きが足りなくてそのままコケたりしがちです。
上記の理由から考えると やはりSINGLEに最適なテールはラウンドピンで フィンが水中に常に入っているのでアウトラインだけでも抵抗をなくしてターンをし易くなります。
逆にTWINはスワローで フィンだけでは足りない分 スワローの片側部分で最後まで水面に板を引っ掻けてターンします。
次なるは、ボードと波の関係。 SINGLEもTWINもトライフィンのように好きな時に好きなターンは出来ません。
ボードの進みゆく方向性を優先してそれに伴ってレールを使って乗らないと スピードは維持できないものです。
いつでも自由に動くトライフィンが一番と思うかもしれませんが 動き過ぎてしまうので 乗り手の正確なコントロールが必要です。 悪い波ではガシャガシャと独りよがりに板を振り回した方が なんかやった気持ちになるかもしれませんが 波が良くなればなるほど 無駄で不必要なターンは禁物。 その場で走るべきラインを取れずに スピードを失っていい波をメイクする事が困難になります。
まとめて行きますと シングルは、ターンの数を最小限にして大き目のラインでボトムでも板を寝かせる時間を出来るだけ長く。 じれったいようですがこの乗り方がシングルでは一番加速します。
逆にTWINは ボトムに降りないようにして 板をこまめに動かしながらハイラインで忙しく走ります。 板を傾けすぎるとフィンが抜けてしまう為 常に波の斜面に板を噛みつかせる感じ。
言い換えると シングルは、波が板を持ち上げてくれるまでストール気味でジッと待ち TWINは 斜面がある限り シャカシコ漕いで どんどん先走りな乗り方になります。
その日の気分で乗り分けてもいいのですが その前にその日の波がどっちの乗り方に合っているのかを 分析しましょう。
肩が張っていて 駆け抜けるセクションがアリアリならば TWINで 横ノリ番長 前乗り問答無用。
もしくは テイクオフからボトムがあって パワーポケットをキープしながら波と一緒に最後まで行けそうならば シングルで焦らしのテクニシャン気取りも イイでしょう。
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👆 波は良かったけど これがSINGLEの動き。 アクションする前はスピード維持はもちろん 必ず大きなターンを入れてオーソドックスなスタイルが合います。
👆 こちらは TWINでとにかく波の上の部分をどんどん走りながら 波の切れ目があれば なんかできるけど基本的にはTWINは、とにかく走りがウリなので 速い波に最適です。
Posted at 05時08分 トラックバック ( 0 )
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