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2022年09月20日(火)

My BIBLE [Blog]

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ハワイに住んで以来 週に一度教会に行っているのですが 先日 自分の聖書を見たら AUG 16 '92 と書いてありました。
と言う事は、ちょうど30年前になるみたい。

あっという間でした。

元々 ほぼ無宗教の家庭で育った私は、特別に親からの教えはありませんでしたが 子供ながらに 困った時の神頼み精神は ありましたから神様の存在は 認識していたようです。 でも 具体的にどんな神様なのかは 全く分かりませんでした。
要するに不可知論者で 無神論者ではなかったと言う事ですね。

日本では、今も新興宗教による騒動が起こっているようですが 私自身も 日本にいる時は ”宗教” と聞いただけでもうさん臭くて 危険な団体 一度は入ったらもう抜けれない まるでドラックの様な 怖いイメージで 絶対に関わってはいけない分野でした。

壺や絵を売るとか、有無を言わさず家族全員で死ぬまで布教活動を強制するとか 合同結婚式とか普通に考えたら異常な世界だけど それでも何万人の信者と共に何十年と続いているという事実が本当に恐ろしいです。 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜御ママ
私とキリスト教の出会いは、23歳の頃 単独で2回目のハワイ波乗り修行を試みて ハワイ入りした時でした。
 
ハワイ入り直前に日本で海の帰りに 千葉の不良軍団に絡まれて 袋叩きにされてしまい あばら骨を骨折でサーフィン不可能。 まして ノースショアだから 何気なくは海に入れない。

毎日 見学しかできない私を 当時BIG WAVERだった青木さんが ある日教会に誘ってくれたのが きっかけです。
とても小さな教会で 牧師さんは 上原牧師 沖縄出身です。

洗礼をして生まれ変わりましょうとか お祈りしましょうとか 全く意味が分からなかったけど サーフィンばかりしてないで ハワイに来て 勉強しなさいと言われて ふと考え始めた自分がいました。

学生ビザを取得して ハワイに住みながらサーフィンできる?っていいかもしれない。 でもお金からしてない。 

90日間ビザなしMAX滞在で ノースショアに波乗り生活するために 死に物狂いで一年かけてお金をためて 90日後には一文無しで日本に帰りまた ゼロからスタートが待っているから もし住めるんだったら 最高じゃん?!

でも どうやったってお金はそんなにない。 唯一持ってるのは自慢の愛車で4駆のトラックだけど 売った所で大した額にはならないのも分かってた。  

なので牧師さんに 笑いながら絶対無理ですよって言いました。 でも牧師さんも 笑って神様が用意してくれますよって言いだした。

そんなわけないでしょ? って100%思ってたけど 半年でもいいから ダメ元でやってみようかな?って思い始めたんです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

それまで自分の頭と行動次第で何でも出来ると思っていけど まさかの怪我でどうにもならない状況に陥っていたこともあって 半分投げやりと言うか 時の流れに身を任せてみようとも思ったのかもしれない。

半信半疑のまま準備をはじめて半年後にはなんと本当にハワイに学生として行く事になってしまって 誰よりも本人がビックリでした。

そこから 現在に至る珍道中な人生が始まった訳ですが あれからもう 30年?

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本当にゼロに近い状態から ハワイでの苦学生生活が始まり文字通り 失うものは何もない状態。 もらえる物は何でももらってた。

教会には、通い始めたけど 相変わらずよく分からないので居眠りしながら聞いてるフリして座ってるだけ。 格好もTEEシャツに短パンでOkでした。 信者になったら絶対にあれをしちゃダメ これをしなきゃダメと言う人間的なルールは なくて ”神様は 心を見てます”と言う事で意外と気楽だったはよかったのかも。

2ヵ月、3ヵ月、半年。。。お金は どんどん減る一方。
どんなにケチに生活しても 収入がない限りいつかは無くなる。 学校は、最も学費が安い所を牧師さんが探してくれたんだけど パリ ハイウェイ沿いにある特別な学校で日本人なんか誰もいない感じで 朝からバスを乗り継いでワイキキから1時間以上かかります。 伝わらない英語で 朝コーヒーを買って 本命じゃないけど発音しやすい名前のまずい菓子パン買って 長い学校の一日が始まります。
学校でも先生に 何を聞かれてるのかも分からない毎日。 小人数のクラスメイトは もちろん英語が話せないので もうお互い会話が成り立たない。 
今では 笑えるけど 当時は毎日が必死でした。

そんな不便な毎日でも 沢山の周りの人達がいつも助けてくれたので 感謝です。

お金ももうこれでダメだ 後がない!と言う時にも どこからともなく 皿洗いの仕事が入って来たりして 食事はもちろん安時給を頂いて食いつないでました。 ちなみに時給は $3〜4で 5時間果てしなく皿洗いしてやっと$20くらいです。 家賃はワイキキのコンド studioで月に$500弱。
友達と2人だったので 2で割ってました。
サーフボードは、買えません。


 

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その他にも 数えきれないほどのピンチがあったのですが 気が付くとなぜか乗り越えてました。 3年、5年、10年、、、。

沢山の奇跡が起こり、 まさかの結婚、永住権、子供まで出来て、なんと夢にまで見た お仕事にも就けました。

何も分からないまま 教会に通ってたけど もしかしてこれが神の業なのか?って数年後からやっとそういう風に考えられるようになりました。  

ただの偶然だよ。 自分が頑張ったからだよ。とか普通の人は思うだろうけど にしても 凄すぎる 自力じゃ出来ない事ばかり。 何かに感謝したい気持ちでいっぱい。 その何かが 自分にとって神様なのは 今でははっきりしてます。

”すべての事は 相働いて益となる” 神様の手の中で生かされている私達は 明日何が起こるか分からないけど 天の父は、私をいつも見守ってくれている。

正直なところ100%の確信はないです。 思い込みかもしれません だって 全然 清く正しくもない自分で 天国に行けるかなんてもっと分からない。
でも清く正しくなりたいし もちろん天国にも行きたい願望はあるんです。

この世に生きている限り 悪の誘惑でいっぱいな毎日ですが それでも その中で生きて行くしかない。
生きてる間に 知るべきものは やっぱり神の存在。

人間は、誰しも明日の事は分からない。 YOUTUBER達は あたかも何でも知ってるかのように ”タラレバ、らしい、かもしれない”を使う事で毎日何でも言いたい放題。 そして ジャンルにもよるけど 数日後にはまた違う事を言い出したりする。  無責任だけど 着々とお金を稼ぐ必殺仕事人としか思えない。

その点 聖書は 一時一句何も足さないし変更しない。 万物の創造から始まって一週間が7日である事はもちろん陽が昇って沈んで 人間が生まれて死んでその後の事もすべてが世界中の言葉で書かれている不思議な本です。
ただの架空のおとぎ話ではなく 当時起こったイベント全てのロケーションも実在しています。

金欲、物欲、性欲と誰にでもあるものですが どんなに手に入れても 一時的な満足でその果ては虚しさだけが残るの今も昔も変わらない。 でも100%無欲になる事は これまた不可能だけど そこに永遠の平安はない事を知る事は大切だと思う。

十人十色で人生色々だけど 私にとっては この不安と不満いっぱいの世の中で迷子にならないで生きて行くには聖書を通して神を知る事が最も重要でした。 



思いっきり 重い話になってしまいましたが たまにはいいかなと。 (笑

とにかく 望みを持って終わりなき旅を全うしたいもんです。 

早速 明日の夕方から しばらく波良さそうです。 大変な事もいっぱいだけど 楽しみもいっぱい。 張り切っていってきま〜す。

ハレルヤ!


 

 

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