Mitsu Surfboard Design

2021年07月23日(金)

Life is surfboards [Blog]

画像(315x420)・拡大画像(480x640)

先日紹介した NEW MODEL ”Casually”カジュアリーの研究でここ何週間か 身も心も その事でいっぱいです。

流行りのシングルフィンLOGと従来の2+1のパフォーマンスモデルの融合を試みているのですが そのサジ加減が 本当に難しいもんです。

基本的には どんなボードでもその乗り方を熟知しているライダーGENKIとコラボでやっているのですが 作り手としての私の理想や好みと乗り手の彼との間でGAPがいつもあって あーじゃないこーじゃないで NEVER ENDING STORY。。。。

特に今回は、その用途が曖昧なので昨夜はプチ討論になって今日その話をはっきりさせるために 2人で一緒にパドルアウト。 5〜6本乗ったら板を交換して ボードのフィードバックを確認し合うのですが その違いが一体何が原因なのかが問題。

お互いの持論を展開して アウトライン、レール形状、ボトム形状、ノーズコンケイプ、重さ、エッジ、フィンなどの要因を探求して行きます。

1号(右)を2人で数回乗った後に 更によくするための改善策を提案して やり過ぎないように所々変えてみたのが2号(左)のボード。

なんだけど またここからややこしくなる。 2号では良くなった部分もあるけど アウトラインは、今日のコンディションだと1号の方が良く 重さも1号。 どっちにも言えるのがノーズライデイングは かなりの成功率と安定性があって◎ただ 板の真ん中でのトリミングが今一つ硬くて体の動きに板がついてこない? 確かにGENKIが言うようにボトム真ん中あたりのVEEがほとんどない。 クイック性を高めるためにVEEを減らしのが裏目ったのか?  

なので 明日から更なる完成形の為に カジュアリーの3号制作に入ります。

画像(420x314)・拡大画像(640x479)

裏話ですが 1号から2号の結果がいち早く 知りたくて我慢できず 何十年ぶりに 自分でボード巻いてみました。

工場は、ずっと忙しくて黙って待っていたら何カ月かかるか分からない状態が続いていますので もう自分でやるしかない。 道具は揃ってるんだから 後は失敗を恐れずにやるしかないんです。

で、やってみると何でもわかりますが 言うのとやるのは違うもんです。 毎日20年も眺めている他の職人の作業は 簡単に見えて実は 大変。

でもハマりやすい私は、皆が帰った後夜遅く一人で我流で巻き始めて 次の朝もドキドキして寝れず 5時に起きてまた巻き始めて ホットコートもフィンもサンディングも全工程をあえて自分でやってみました。

感想は、”楽しい!” 予想以上にうまく出来て自分でもビックリ。 少し甘いけど出来栄えは 78点くらいかな?

でも 本業のSHAPEもあるから 毎日はできましぇ〜ん。
慣れない作業でいつもの2倍疲れるし。

 

画像(420x315)・拡大画像(640x480)

にしても 真心たっぷりで出来上がったこの2号 たった3回乗ったけど まだ何かが違う病?  もうこれはこれで決まったと思いたいけど ここで妥協してしまったら 今後自信を持ってお勧めして売る事も出来ないから もっと突き詰めないとダメなんです。 

新しいモデルは通常、作っては乗ってを繰り返し早くても半年かかります。 そして売れ始めるのにまた1年くらい掛かります。 DHMもOMILUも熱しにくくて醒めにくい展開でした。

とにかく明日から 3号に取り掛かって 来週は残業と早出してまた 全工程を自分でやっちゃおう!? 

時間と手間かかる割に お金にならないのがサーフボードビルダーの宿命だけど 楽しさだけはRICHな気分です。

自業自得、自画自賛、自給自足は 毎度の事です。
これでしか 時を忘れる事が出来ない自分で ございます。

ALOOOHA

画像(420x420)・拡大画像(640x640)

Casually 1.2号 93-22.5-2.88

Posted at 18時02分   トラックバック ( 0 )

トラックバック

トラックバックURL

http://www.mitsusurf.com/tb.php?ID=3016

ページのトップへ ページのトップへ

検索


リンク集

RSS1.0 RSS2.0

[Login]


powered by a-blog
Copyright (C) 2009 Mitsu Surfboard Design All rights reserved.