Mitsu Surfboard Design

2020年06月07日(日)

カスタムボードについての つぶやき [Blog]

久々ですが 呟きます。 

私は ハワイでも日本でもカスタムボード率のかなり高いSHAPERだと思うのですが そのカスタムボードについての認識?が 乗り手の人と一致しない事が 定期的にあります。

特に初心者もしくはPROや熟練サーファー達からの事細かな要望がありますが 比較的中級者の方は、お任せ気味。

通常は、先ず 現在どんなボードに乗っているかを私から聞いて そこから一体何が良くて何を次に求めているのかも聞いて モデルやサイズ、素材の提案をして話し合います。

この時点で これから作ろうとするボードの構想を一つにして お互いが同意してから作業に移る流れですが シェープ当日は、話し合ったすべてのデータを思い出しながら アウトラインやレール形状、エッジの長さなどを私の経験から微調整して行きます。

でも100%カスタムと言う事で ボードデザインを全部自分で変えたがる人も沢山いるんです。  ロッカーも ノーズは、こんなで テールはこんな。 厚さはここを厚くして レールはこれで アウトラインはこことここをいじって フィンの位置はこの辺で。。。。

気持ちは、痛いほど分かるのですが やってみないと分からないのですが そこまでデザインされたらもう MITSUボードじゃないんですよ。 今流行ってるとか 誰かがやってると言われても 私は、スイッチが入りません。 黙ってやればいいのでしょうが 無責任なお仕事は最初からしたくないんです。 そしてきっと調子悪いと思います。もう邪心でいっぱいだから。

自分が思ったようにイジればいじるほど変えれば変えるほど ドンドン調子が良くなって 2〜3本目で 自分だけのマジックボードが出来るなんて思ってそうですが 2〜300本作ってもそうは 行かないもんなんです。

ほとんどのSHAPERは ”黙って言う事を聞け!”タイプなのは 乗り手達の妄想から作られるボードは、波に乗るための自然の絶対真理に反することが多いからなんです。

ノーズ側を厚くすれば テイクオフが楽だからもっと分厚く フィンを小さくして前にすると簡単に曲がるから レールは極薄で などなど。 間違えではないし いい時もあると思うけど ノーズが重ければ テールに立った時コントロールが鈍るし、フィンを前にすればドライブはなくなり方向転換はするけどスピードはつかないし 操縦不能になる。

スネヒザ波では、活躍するかもしれないけど いい波に通用しない もしくは乗り難いボードなんか作りたくないです。

いままで乗り手からの提案で 新たな発見も沢山ありますので、これからも新しいものを取り入れたい気持ちはありますが なのでそれは一度 私の中でしっかり消化してからになります。 

世界中には 数え切れないSHAPERとデザインが存在します。
各専門分野があって個性あふれるボードがいっぱい。

ハワイでも 自分だけの為にSHAPEしている人をたくさん知っています。 他人が乗ると全くダメでも 自分だけにはマジックボード。 頭に描いたボードがそのまま夢のマジックにうのかならないのかは 乗ってみないと分からないけどね。

と言う訳で 私もまた 新しいボード作ってます。
今日にも出来上がって来そうなので 来週からテストに入ります。

今回の 妄想と現実の行方はいかに? 

以上

ALOOOHA
 

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