Mitsu Surfboard Design

2019年10月20日(日)

まだまだ 試行錯誤 [Blog]

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もう 気が付いたら20年以上毎日のようにサーフボードの事を考えて 工場に通っていますが まだまだ分からない事がいっぱいです。

はっきりと言えるのは 結局乗ってみないと分からない。
もちろん 大体の予想90%は付くけど 最後の10%くらいは読めないと言うのが事実。

この写真もその中の1本。 9’4”−22.75−2.88”一見アウトラインは ただのLOGだけど 実はロッカー自体は GENKI PINK2のカジュアルなカーブでいて テールのエンドにも ほんの少しだけエッジを残しています。

この後巻きも 重過ぎないようにしてダラーっと乗りながらもここぞと言う時に機敏な動きではっきりしないセクションでも合わせて行ける。   

そんなコンセプトです。  LOGブームが 強くなってきていますが 私自身もう 何本乗っても作っても ”目からウロコ”みたいなマジックに出会えません。

行きつくところ 良質の波と乗り手の高度な技術があってこそ あまり思い通りにならないLOGの重いシングルフィンを楽しめる訳で その条件を満たすのは容易ではないようです。

だからこそ そこに奥深さがあってうまく乗れた時は喜び一塩なんでしょうが そこまで難しいボードを作り続けるよりも もっとオールラウンドで”イイとこ取り”のデザインの追求がしたくなって来ました。    

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こちらは、今年の夏から 取り組んでいる MEGA NOSE系の最新アウトラインで 今の所 ”WIDE SHOW”と名付けようかと思ってます。

これが3本目になりますが 実は1本目からどんどんノーズは細くなってきています。

数字に拘り過ぎて やり過ぎだったこともありノーズからのカーブが急激すぎて水流が乱れるようなので 今回は更にワイドポイントを下にずらしてみました。

GENKIには ワイドノーズは必要ないと言われていますが 個人的にはノーズの最後の1歩までの所は余裕も出てくるので 初心者から中級者でも アドバンテージはあると思いますので まだまだこれからも改良を進めます。

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シェープをしていて 一番気を使うのは やっぱりココです。

サイドフィンの少し上あたりのエッジのつけ具合でそのボードの乗り心地が大きく変わってきます。

付けすぎれば 噛み過ぎてカチカチになってしまい 足りなければ思ったところで ボードが流れてドライブして来ない。

柔らかく でもシャープに水面を捉えて。

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写真は 純正GENKIモデル。
相変わらず EPS大人気です。 乗り慣れてしまうと パワーの無い波でも あの走り出しはやめられません。

ツボを掴めば まるでテイクオフから 誰かが押してくれてる?みたいな錯覚を起こします。 

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最近 ハワイでもステップデッキのような普通のボードの上にもう一つのボードを乗せたようなデッキデザインをよく見かけるので やってみました。

今までもデッキコンケープとして浮力はUPしても レールは入れ易くするために2段レールのデザインを作っていましたが 乗ってからのノーズ部分の浮力は ワイドノーズのロング同様に 重くて邪魔になる事を考えてパドルするところだけにボリュームを残してみました。

昔からやってる人もいますが 最近はニーボードやGUNでも似たコンセプトのシェイプを見かけます。

とまぁ 各デザイン終わりなき実験が毎日のように行われています。

早く結果が知りたいのですが また乗ると新たな思い付きが生まれたりして 行ったり来たり 良くなったり悪くなったり。 違いを楽しみながら試行錯誤するしかないです。

これだけ 進歩した世の中ですが 素材も材料も作り方もほぼ半世紀変わっていない サーフィン産業は良いん高悪いんだか わかりませんが そう言うみたいです。

Posted at 12時10分   トラックバック ( 0 )

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