Mitsu Surfboard Design

2019年02月12日(火)

サーフボードマニア向けの込み入ったお話 blank編 [Blog]

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今日は 真面目にサーフボードについて語ろうかと思っています。


どんな世界でもそうだろうけど 一般の人にPROがやってることを説明する時 何をどこからどうやって どこまで話していいのかが 分からないものです。

でも どうせ分からないだろうからと 曖昧な対応をしているとお客さんからの 疑問が蓄積して ”どうして???”と納得できないまま 信頼関係が築けない事もあるもんです。

焼肉屋もお寿司屋さんも サーフボードもまずはネタとなる媒体が最も大きな要因となりますので 今日はまずその素材となるブランクについて 語ってみましょう。

日本で高卒、ハワイで短大中退と学のない私ですが サーフィン大学となる終わりのない 工場に通って20年にもなるので それなりの知識はあります。

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上の画像は USBLANKSのWEBサイトから借りたものですが カラーはフォーム自体の密度(DENSITY)の違いを表しています。
ブルーを基準として 赤はマイナス6〜7% オレンジはマイナス12〜13%と軽くなりますが その分柔らかく重さも減ります。 逆にグリーンは9〜10%UPになり 更に茶色は30〜32%ほど重く硬くなります。 黒はほとんど使いませんが205%も重くなると言われています。

作ろうとしているボードによって その軽さの調節をするわけですが 基本的には短くて薄い板は その機敏性が問われるので 最も軽く そしてLOGなど重力を生かしてのるボードは重さを出す訳ですが ストリンガーの木の種類や重さしなりでもまたキャラが変わってくる事も事実です。

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この写真は EPSの表面の画像ですが US BLANKSだけでもS まず2種類のEPSがあり 左がSUPER FUSED と BLOCK CUT。
どちらも EPSで 1,1.5,2パウンドまで密度が違うものがあり 硬さと重さもそれぞれ違うので EPSと一言で言っても 様々です。  全国共通ではないので 他の会社の1.5パウンドはまた 違った硬さと重さになります。

なので 作ろうとしているボードの厚さと巻き方を最初から考慮して ブランクスを選ばないといけません。

私がここ最近使っているのは カスタム作ってもらうのですが
1.5パウンドの軽い方のBLOCK CUTで それに6MMのPLY WOODのダブルストリンガーを入れて強度と軽さを出しています。

巻きの方は 標準で6オンスをボトムからワイドラップで デッキは4と6のS-クロスをデッキに使っています。

ボードが薄かったり いつも折ってしまいがちな人には ボトムを4+4Sもしくは 4+6Sに2層でボトムを巻いて デッキも同じくSをクロスを1枚と4か6オンス使って2枚巻きにしています。

強くすれば するほど硬く重くなるのですが ボードが薄くて 場合などは 重すぎてパフォーマンスに影響が出る事があれば 強度は無視して 軽めに仕上げるしかないです。

このように 強度と重さは基本的に反比例です。 今では軽量で強度のある ボードも巷で出てきているようですが それが最もマジックかと言ったらそうでもありません。

その体格にあった適度な重さも必要なので そのバランスを計算するのが私の仕事でもあります。

今日は この辺で〜。

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