Mitsu Surfboard Design

2019年02月01日(金)

サーフボードは高くないよ。 [Blog]

昨日は やり甲斐のある 9’6”のBIG GUNのハンドシェープしてみました。

今更 語る事も無いのですが 既にマシンシェープ用に出来ているデジタルファイルは ある日突然 空から降って来たものではなく 自分でゼロからデザインして乗ってチューニングを繰り返して その日までのBESTと思われるモノをカタチにしたものです。 ですから元となるものは 自分の頭の中だけに存在する 架空のひな形から 全ては始まります。

そんな訳で 昨日のこのボードは 自らのデジタルデータがまだ存在しないので ハンドシェープで慎重に頭の中で描いているボードを再現しました。

ビデオは 観ている人の事を考えて早送りも交えてカットしてカットして3分にまとめてましたが 実際は丸一日仕事で やっつけ仕事で終わらせたくないので 8割終わらせて後の2割は次の日に新鮮な眼でもう一度確認してから仕上げるので 足掛け2日です。

その間の 苦労話は絶えないもので 特に目に粉が入った時の痛みは辛いです。 宙に舞ったウレタンは細かくて鋭いので目が瞑れないほどですが それを取ろうとしても手も粉だらけで触ると更に粉が目に入るし 小さすぎて指では取れない。 

そして 自然と涙があふれてきて その涙が 唯一目に入った粉を洗い流してくれるんです。 その時思いっきり泣かないと粉は流れません。(昨日は 5回くらい泣きました)

後は、一体何歩あるくのか分からないほど板の周りを歩いて表も裏も 前も後ろも 360度から見て 全てのラインががつながるように 自分の間違え探しの連続です。

ありったけの気力、体力、知識と勘を注ぎ込んでやっと完成。

でも それから お客さん達が 一番気になる色入れもあり、本題である 巻きの作業、フィンの角度、エッジの残し具合に 完成時の重さそして強度が 高いレベルで要求されます。

オーダーが入ってから 数か月後 お客さんは手にしたボードに期待と夢を膨らませて パドルアウトする訳ですが 最終的に その機能性がまた問われる瞬間です。



残念ながら100%満足させるのは 約束できない商売ですが 今のこの時代で これだけの次元でカスタムが楽しめるSURFERとSHAPERの世界は PRICELESS(値踏みのできない、きわめて貴重な、とてもおもしろい)だと やってて心から思います。 

MAHALO & でもお客様は、やっぱり神様です。 HAHAHA

 

Posted at 15時22分   トラックバック ( 0 )

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