Mitsu Surfboard Design

2019年01月16日(水)

I WENT [Blog]

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もう 24時間前以上になるけど 月曜日にこの特別なボードの進水式をしました。

思い起こせば 先月突如として 数年間シェイプルームで眠っていたブランクスを不意にハンドシェープして 今年になってから出来上がりその数日後に 正に自分が想定していた波が訪れて、、、という流れを今考えてみると 単なる偶然ではないような気がしてきました。

ブランクスが先なのか はたまた昨日のうねりが先なのかは確かではありませんが 私はその見えない力に誘導されていたような感じです。

歳を取るに連れて 自分がどうしたいかよりも 周りの空気が自分をどうしたいのかを感じるようになり それがBESTな導きだと信じるようになりつつあり その日その場で起こりうることを受け入れるように 心がけています。

その根本は 自分がどれだけ無力なのかを知り始めたからです。 世の中の大統領達でさえ 思い通りに行かないこの世の中ですから 私なんぞ 何一つ思った通りにはならない ならば 川の流れに身を任せた方が よっぽど幸いなんじゃないかなと思う次第です。

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ここの所 ずっとデカい波が押し寄せて風もない 絶好コンディションですが なんせデカすぎて戦意喪失気味。
唯一行けるとしたら 月曜日で一瞬サイズダウンの予報でした。 

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写真は 数年前にGENKIと入って死に損なった時のものですが 昨日は こんな感じで たまに沖で割れるのは10FEET++

最初4人入ってたけど 風が入ってしまい全員上がってしまった。 

しばらくGENKIと悩んだけど 乗る乗らない別として 今後の為の練習として とにかく沖に出てみる事にしました。 

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海に入る直前まで GOPROカメラを持っていくかどうか 自問自答して 悩んだ挙句 昨日までの小波とは勝手が違い一瞬の邪心が生まれれば 取り返しはつかないミスにつながると信じて心を鬼にして 撮影は無しにしました。


で、これが海に入る直前の顔です。 一体この後自分が本当に自然と対応できるのかが 分からないので笑う余裕など全くなしで ドキドキバクバク。

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ライフガードにしっかり挨拶してから ものすごい緊張感で一体どこが沖なのかも分からないまま 誰もいない沖に向かってパドルアウト。

ここは アウターリーフと呼ばれるヒマラヤ。 沖まで数百メートルあってそのカレントは激流。 

リスクは高いけど 混むことはほとんどなくマニアックなポイントです。

沖に近づくと まだ見えない波が沖から割れて聞いたこともない重低音を体で感じて やがてその全景が見えてきた。

いつもタウンでみてる波が10倍になったいイメージもしくは自分が10分の1になった感じ?

風は急に止んで来てほとんどないままゆっくりと大きな間隔でうねりが押し寄せるけど 一体一番デカいのはどこで割れるのか分からない。

怖いからあり得ないほど 沖に出た。 静まり返った海はまた数分後に 荒れ狂うと思うとまた怖くて沖に向かいました。

待つこと2〜30分? 大きめのが 1本、2本と来て 乗り越えたらそれより遥かにデカいのが 入って来た!

形はパーフェクトだったけど見たこともないほどデカくて 見た瞬間 ”絶対に無理!”と判断でも 際にいたからもしかしたら乗れるかも? GENKIもみてるからビビったら笑われる? その間 考えるのは0.5〜1秒だけど 気が付いたらノーズを岸に向けてパドルしてた。

”俺はホントにこれでのれるのか?” でもあまりの波の大きさと 9’GUNで3.25”の厚さ板なので 漕いだら板が想像以上に早く滑り始めた! 板の長さと浮力に助けられた部分は大きいけど 危なげなくDROPをきめて そのままスローモーションのようなターンを一回だけしたら後は 体験した事もない 大きな水色の壁に囲まれながら それに負けないスピードで 板は岸まで一直線に走った。

どんなカメラを搭載してても 岸からビデオで撮っていてもあの時の感覚は伝えきれないし 忘れられない。
普段乗る波の100本分に相当するかもしれない。

この後どんなに長く 書き綴っても伝えききれないのが本当に歯がゆいと言うかなんというか。。。

もうこの最初の1本で 上がってもいいと思ったほど 感無量でした。 

その後も慎重に沖で特大セットを狙ったのですが 途中から原因不明で 肋骨が痛くなりパドルに力が入らなくて少しづつ恐怖感が出てきて ドピークにいながら何度か逃げました。

自分の中の強気な気の動きとセットとのタイミングがぴったり合えば 行けるのですが その周期がぴったり合わないと乗れないのがBIG WAVEで ”何気なくとりあえず”という行動は許されませんからね。 

その後2時間くらいで 集中力も体力も限界を感じて 合計3本乗って終了

最後の波 素晴らしかった。 脳裏に焼き付いています。

この達成感と満足感は 今後の自分にとっておおきな収穫になりそうです。

またすぐ行きたいけど しっかり充電して 体調を整えないと痛い目に合うのは 時間の問題でしょう。

怖さ10倍で楽しさ10.1倍?
ハワイにいて けして人前では BIG WAVERとは言えませんがマイペースで取り組んでいきたいと思います。

MAHALO 

 



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