Mitsu Surfboard Design

2017年09月26日(火)

Out line [Blog]

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サーフボードを作り続けて 早17年くらいかな。

恥ずかしながら 今までなんとなく アウトラインについて軽視していたけど アウトラインから大きな違いが生まれる事に気が付いた次第です。

左がここ最近乗っている DN2のロッカーを搭載した 極端なPIG系のアウトラインで 見ての通り頭小さく お尻が大きい。 ノーズ16.5” テール17”とブランクスが許す限り 半分ふざけて こんな形にしてみました。


恐るおそる乗ってみると これが本当に面白い。
そこそこいい波乗って体感しないと それは分からないだろうけど 乗ってから分かった事を書き綴ってみます。


(ちなみに右は KAPONOのタウン用のボードで NELSONモデルをベースにノーズをMAXに広くしたデザインです。)

通常 ロングのカスタムオーダーをもらうとほとんどの人が ノーズ広めで厚めでと言ってくる。 それはハワイのTOP PRO
NELSONやKAPONO達も 例外ではなく より長くノーズライドしたいからと言う要望があっての事。

確かにノーズに幅や厚みがあると 波にポテンシャルがなくてもその浮力に頼って ノーズに立っていることが出来るのは否定できない。

だけど その反面 波がしっかりしてくると スピードの加速と共にその浮力は邪魔にになり 扱い辛いキャラが浮き彫りになってくるものです。

先ず この細くて薄いノーズのロングに乗ると必然的にパドルをする時から 少し後ろ気味になってきます。

安産型なのでその広い部分に自分の体重を乗せて波から持ち上げられた時にそのまま波からのリフトパワーがもらえます。 そして急に波が掘れ上がっても 細身のノーズで自分のパドルの位置が後ろなのでそう簡単には 刺さりません。

逆にノーズ広めの場合は 自分を少し前においてパドルして
そこを軸にボードが前のめりにつんのめりそうにながら走り出しますから 厳密にはノーズ広めの頭でっかちの方が テイクオフは早く感じられます。

ただ 立ってからのコントロールはやはりテールでフィンの上なので まともにテールに立ってから 頭でっかち(ノーズの広い)ボードをコントロールしようとすると頭が重くてモッサリ気味に。

ロングボードはアウトラインに沿って水を切りながら走っていくボードなので いくらパワーのある乗り手でも乗っているボードのアウトラインを感じてそして活かしていかない事にはそのボードに乗っている意味がありません。

不思議な感じなんですけど PIG系の細いノーズは その反応が今までにない 面白さ。 

Kちゃんが試乗して行ってたのは ”これは FFじゃなくてFRな乗り物だ” なるほど 的確なコメントだなと思いました。

加速したいから急いでノーズに行くのではなく 頭の軽い分機敏なテールコントロールでトリムして 一番いいセクションだけ STEP IN。

そんな 走りが新鮮な KALUA PIGなアウトラインのDN2でしたが あえて強制はしていないので お好みのアウトラインがあれば それに合わせて作っています。


  

昨日の 夕方はみんなで LONG乗り回し。
違ったタイプに乗るとまた 新たな発見があるものです。

Posted at 04時51分   トラックバック ( 0 )

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